サイト移転しました(1)旧GoogleSites終了に伴う配布サイトの移転先選定

サイト運営日記

移転しました

今まで、MMD関連の配布サイトをGoogle Sitesで作成し運営していたんですが。
いわゆる「旧Google Sites」が2021年の8月末で終了になるため、対応をどうするか考えないといけなくなり、いろいろ迷った挙句独自ドメインでサイトを作ることに決定し、移転しました。
ついでに、bloggerで書いていた雑記ブログも独自ドメイン下のwordpressに移転しました。
更に、bloggerではメインの雑記の他に「コミュニティサイト構築日記」というブログも書いてたんですが、雑記ブログに統合しました。
ニコニコに公開している配布動画に記載している配布URLや、配布物のreadmeに記載している配布URLといった部分はまだ手を付けられていませんが、サイト部分の移転はほぼ完了したと思います。
結構大がかりな移転だったので、報告も兼ねて、主に方針的な部分を文章に残しておきたいと思います。

移転を決めた理由

そもそも、最初にGoogleSitesを選定したとき、何を優先したかといえば「基本的に放置できて、運営者に何かあっても存在し続けるサイト」というところでした。
有料サーバは、何もしないでも月額課金が発生し、運営者に何かあって金銭の支払いが滞れば即座に閉鎖されるという時点で問題外でした。

その考えは今でも変わらないんですが、なのにあえて移転して独自ドメインを選択したのには一応理由があります。
そもそも、今回GoogleSitesの旧サービスは終わりますが、新しいGoogleSitesはサービス継続するわけで、そっちに移転することだってできたわけで。
でも、新GoogleSitesのデータはGoogleDriveに保存されます。そしてGoogleDriveは2年放置で削除される
これで、前回の選定理由が消えてしまいました。

それに加えて、新GoogleSitesは少数のページを並べたようなサイトが得意らしく、逆にページ階層が深い自分のサイトのようなサイトや同じく自分のサイトのようにページ数が多いサイトは多分得意じゃなさそうで、提供されている新GoogleSitesへの変換機能もうまくいかず、旧GoogleSitesにあったページにファイルを添付する機能も廃止になり、更に仮に新GoogleSitesへの変換がうまくいってもURLは確実に変わる…という、「もうこれ出てけって言われてるようなもんじゃない?」という状況だったんです。
変換機能が何度やっても失敗するってことは一から作り直しってことですからね。
今まで便利に使ってたとはいえ不満は多かったので、だったら別のとこ探した方が精神衛生上いいよなって。

移転先候補

そんな経緯で移転は結構すぐ決めたんですが、配布サイトをGoogleSitesから移転するにあたって、いくつか選択肢がありました。
大きく分けてこれくらいでしょうか:

  1. ZIPファイルを公開できる無料ブログ
  2. 無料webスペース
  3. 無料レンタルサーバ
  4. 有料のレンタルサーバ
  5. ファイル公開はアップローダなど別で用意し、サイト自体は無料ブログなどで公開

一番よさそうなのは無料ブログだと思うんですが、そもそも「ZIPファイルを公開できる無料ブログ」なんてものはほとんど存在しないんですよね。
調べたところSeaserブログくらい。
ファイル公開部分をアップローダなど別で準備して無料ブログなどで記事を書くやり方もあるんでしょうけど、無料ブログとアップローダ、両方のサービスに命綱を握られるのはちょっとリスクが大きい気もします。
無料でWebページをレンタルするサービスもあるにはありますが、個人的にはサービス継続性に不安を覚えてしまいました。それにそういうサービスはHTMLしか使えないので、すべてHTMLで作成する必要があって大変。
類似サービスとしてGitHub Pagesを筆頭に静的サイトをホスティングしてくれるサービスもありますが、これはこれで静的サイトジェネレータやgitを使いこなす必要があるんですよね…(静的サイトジェネレータとしてHugoを一度試してみたんですが、ちょっと凝ったことしようとしたら大変でした…)
かといって、無料のレンタルサーバは「三ヶ月に一度延長手続きをしなければ閉鎖」っていうのが致命的。XREAならそんな制限ないけど、ファーストビューにバナー入れなきゃいけないとか面倒そう。
…駄目だ、詰んだ。

決めた

どれも決め手が見つからず、悩んでいたとき、スタードメイン無料サーバの存在を思い出したんです。
スタードメインでドメインを取得すると無料でPHPとMySQLが使えるサーバーを使える、というサービス。
容量3GBしかないけど配布サイトだけなら十分だし、複数年契約しておけばドメインが有効な限りサーバー契約も有効のはず。
最大で十年契約できるので、毎年更新していけば何かあっても理論上はその後10年アクセスできる!(サービスが続いていれば…)

正直、最長10年の契約を毎年更新し続けていたとして、運営者に何かあってから10年間サービスが打ち切られることなく続くかというと正直怪しい気がするし、運営者に何かある前にサービスが変わって使えなくなる可能性も大きいと思うんです。ですが、前者はともかく、後者に関しては運営者が対応できるならドメインあるしなんとかなると思うんですよね。サーバーは移転すればいいし、ドメインだって他の管理会社に移管すればいい。
…正直ちょっと不安はあれど、これに決定。

移転先は決まったものの

こうして独自ドメインにしてPHPでサイト構築することを選択したわけですが、一言PHPといってもサイト構築にはいろいろな手段があります。
せっかくPHPが使えるのに、一から自作をするのは現実的じゃないですよね。
配布物も多いし、いわゆるCMSを採用することは前提です。
普通に考えればWordPress一択だと思われるでしょうが、これも紆余曲折ありました。
さすがに長くなってしまったので、別の投稿に分けることにします。

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