「すっぴん!」のシステム選定経緯

にゃっぽん閉鎖に伴い、受け皿となれるよう、「すっぴん!」というコミュニティサイトを作成しています。
当時の記事はこちら。
http://uvlgoh.blogspot.jp/2012/09/blog-post.html
「すっぴん!」サイトはこちら。
http://v-suppin.net/

現在、まだ機能は不足しまくってますが何とか目処がたち、にゃっぽん在籍者のみでプレオープンしています。
にゃっぽんが終了したら、「にゃっぽん登録者のみ」という制限はなくす予定ですが、いわゆる「SNSサイト」で採用しているOpenPNEは採用していないため、使い勝手は文字通り別物です。

なぜメジャーなOpenPNEを採用しなかったのか。

にゃっぽんは、手嶋屋という会社が無償で提供しているSNS構築ソフトである「OpenPNE」を、有志が改造した「MyNETS」というシステムを利用しています。
また、にゃっぽんのMyNETSは更にカスタマイズされていますが、「MyNETSにゃっぽんカスタム版」として無償配布されています。

そのため、これを入手してインストールすることで、にゃっぽんとほぼ似たシステムを用意することができます。
ただし、このにゃっぽんカスタム版は検索を高速にできるように手を加えてあるため、レンタルサーバではほぼ間違いなく動きません。
最低でもVPSなどを利用し、サーバー一式を全て運用する必要があります。
それは運用負荷が高すぎる。
また、MyNETSは開発が放置状態。サイトにも時々繋がらないときがあるらしいし、サポート掲示板も放置らしいし、今後が不安すぎ。

かといって、OpenPNEを採用するのも不安がありました。
OpenPNEは、元々mixiブームに乗って公開されたもので、「独自でmixiのようなサイトを作れるシステム」、いわゆる「mixiクローン」が売りです。
それが最近はmixi人気は凋落し続けており、「mixiみたいなサイト」はビジネス的に売りにならないと思われます。
(手嶋屋は、企業向けに専用SNSを構築するのが仕事)
なので、「mixiクローン」であるOpenPNEが見捨てられる・あるいは放置されることが心配でした。
OpenPNEは重いとか、カスタマイズが難しいという話も聞いたし。
(OpenPNE3になってからは別かもしれないけど)

Drupalは、以前自分が興味を持って調べていたことがありました。
会員サイトやコミュニティサイト、複数ユーザーブログシステムなどに使われることが多いシステムです。
数年前、ちょっと日本で盛り上がり、そのままブームになることはなく下火になりました。
欧米を中心?に、海外ではメジャーなシステムです。
セキュリティフィックスを含めたバージョンアップが頻繁に行なわれ、関連モジュールも充実してます。
下のURLはDrupalの公式サイトに登録されているモジュール一覧。
その数20174w
http://drupal.org/project/modules

ただし日本語情報少ないし、システム構築はモジュールを組み合わせた手作りに近い感じになって、OpenPNEのオールインワン状態とは程遠い。

人によって判断はさまざまでしょうが、自分はDrupalの可能性を選びました。

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